個人的に好きな英語表現

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個人的に好きな英語表現

たった9ヶ月ですがアメリカに留学した事で、日本で勉強してる限りではなかなかお目にかかれないだろう英語表現をたくさん学べました。

中でも面白そうな表現を紹介します。

下の英文の意味を予想してみてください。
I wouldn’t be caught dead walking with my dad.

日本語でもwouldn’t be caught dead 〜ingを一つの連語として解説されてるサイトがたくさんありますが、ここでは一つずつ解説します。

まずbe caughtですが、caughtはcatchの過去・過去分詞形です。

The Big Catch Stock Photo - Download Image Now - Baseball - Ball, Baseball  - Sport, Catching - iStock


catchは「捕まえる、捕らえる、追いつく、理解する、見つける」等、たくさんの意味がありますが、コアのイメージは「五感のどれかで捕まえる」という感覚です。

今回は視覚で捕まえる、つまり「発見する」という意味になります。

Be + 過去分詞形で受動態になるので、be caughtで「発見される」という意味です。
主語がIなので、「わたしが発見される」ということになります。

助動詞wouldは仮定法を作り、「きっと…するだろう」という自分の意志を表します。
このwouldはnotが付くことでかなり強い否定の意味になります。

ここがまた英語の難しいところなんですが、肯定文では「まあたぶん、きっと…するだろう」程度の弱い肯定の場合でも、notを付ける事で「絶対に…しない」と強い否定になる事があります。

小さな可能性で肯定した事を否定するので、全く、少しも可能性がなくなるわけです。

というわけで、I wouldn’t be caughtまでで「わたしは絶対に発見されない(させない)!」という事になります。

それ以下は状態を表す言葉が並びます。
deadは「死んでいる状態」。

Dead body sent for autopsy in garbage truck in UP, seven suspended | Deccan  Herald


動詞 + ingはたぶんこれ分詞構文とかいうあのややこしいやつです。ここでは「〜しながら」ぐらいに考えると十分でしょう。

これで、全体を直訳できると思います。

I wouldn’t be caught dead walking with my dad.
「わたしはお父さんと一緒に歩きながら死んでいるところを、絶対に発見させない!」

このままではちょっと意味がわからないので意訳すれば、
「わたしは、何が何でもお父さんと一緒に歩きたくない!(もしその最中に突然死んで、誰かにその姿を発見されるのは恥だ!)」
という意味です。

wouldn’t be caught dead 〜ing
「何があろうと〜したくない」
wouldn’t be caught dead in 〜
「何があろうと〜を着たくない」
wouldn’t be caught dead at 〜
「何があろうと〜へ行きたくない(居たくない)」

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